こんにちは!
指導員の奥本です!
私事ではございますが、先月は私の誕生月です♪
人間的にも体格的にも少し大きくなりました!
ゆうきコーチ、がんばります!!
ちなみに、先日、管理者の小林も誕生日をむかえました。
そんなわけで、今回は年齢の話をします。
サンクスにやってくる子どもたちは小学校一年生から高校三年生(6歳~18歳)です。
この年代はもっとも神経系が発達する時期といわれ、「ゴールデンエイジ」とよばれています。
この時期に楽しい遊びを通して様々な運動を行うことで、将来、運動能力の成長が望まれます。
また、体の成長は心の成長にもつながります。
では、ゴールデンエイジを分類してさらに詳しく紹介します。
・5~8歳 「プレ・ゴールデンエイジ」
この時期は神経系が著しく発達し、運動能力の基礎ができあがる時期です。
この時期の子どもは、様々な刺激や経験を積むことが大切になります。
そんなたくさんの刺激の中で、集中を持続することが難しい時期ではありますが、サンクスでは「できる・できない」ではなく、「頑張ったこと」「挑戦したこと」を褒め、子どもたちのやる気、頑張る気力を促しています。
・9~12歳 「ゴールデンエイジ」
脳の神経細胞がほぼ完成するこの時期は「即座の習得」とよばれています。
「即座の習得」とは、新しい動作を少し経験したり見たりしただけで、すばやく把握して習得することや、様々な条件に適応する能力のことです。
メニューを口頭で説明するだけではなく、最初から最後までの手本を提示することで、子どもたちの集中の持続を促しつつ、子どもたちの能力を伸ばす声かけが大切です。
この時期の発達には前段階の「プレ・ゴールデンエイジ」の過ごし方が重要になります。
・13~14歳 「ポスト・ゴールデンエイジ」
第二次成長期に入り、身体が成長するにつれ、運動神経とのアンバランスが生じ、動作がうまく表現できなくなることがあります(クラムジー)。また、柔軟性や俊敏性も低下する傾向にあります。しかし、心肺機能においては著しい向上が見られます。
この時期の終盤には、身体の成長に合わせて軽い負荷での筋力トレーニングをはじめます。身体の成長が止まるとほぼ大人と同様の身体になりますので、今後の筋力トレーニングの準備段階として行います。
・15~16歳 「インディペンデントエイジ」
自立のための準備期であり、責任感や規則、ルールの中で自分の役割をもっていきたいです。この時期は精神的にも肉体的にもバランスがとれ、今までの積み重ねた「基本」を土台に自らの個性を発揮できるようになります。
ただ、この時期には自分の得意、不得意が明確になり、自分には何が必要か考える力も身につきます。子どもの能力に応じた環境の提供が必要です。
少しややこしいですが、つまりは子どもの頃に様々な運動を経験することが大切です。
発達段階や発育時期に応じてスポーツを選びましょう。
一緒に身体と心を健やかに育んでいきましょう。
文中にあったクラムジーについてはまた後日説明します。
次回からいよいよコーディネーション能力について紹介します(予定)。
暑くなってきましたので、お茶など水分補給できるものをご持参ください。
タオルがあるといいですね。