子どものことで悩むとき その2

こんにちは。いつもブログをご覧になってくださりありがとうございます。

サンクス運動療育クラブ管理者 小林香絵です(^-^)

 

今日は蒸し暑いですねー。とはいっても私はまだ、眠る時に毛布も使ってます。エアコンもなしで。なのでいつも汗だくです(笑)

と、結構毎年私は同じようなことを話すのですが、私がこんな内容のことを口にしたら、だいたいそのあと一気に暑い日が来ます。皆さん、暑さ対策の準備をしておいてくださいね(笑)

 

さて、前回のブログでは少しばかり路線の違う話をしました。

普段触れないような切り口からの内容に戸惑われたかたも多いのではないでしょうか(笑)

 

最近、日常のなかで、障がいの知識や対応スキルだけでなく、保護者の精神的な面からのお話をする機会も増えてきました。

保護者の皆さんと話す中で、私自身も気づきを得たり、学びにつながることが本当に多く、一緒に考えさせていただくことで共に成長させていただけること、本当に感謝しています。

 

自分自身も悩んだり、保護者の皆さんの悩みを一緒に考えさせていただいたりする中で、強く感じることがあります。

 

悩むことはつらく、しんどいけれど、それは自分に与えられた素晴らしい出来事である」ということです。

 

小林さん、この時期に毛布使って寝るから、こんなおかしなこと言い始めた…

と声が聞こえてくる気がします(笑)大丈夫、わたしは正気です(笑)

 

 

上手くいっている時や 楽しい時ってけっこう何も考えずに過ごしてしまうので

「よかった」と思って終わってしまうことが多いんですよね。

まだ、「よかった」と意識して感じる人はことができる人はマシかもしれません。

 

上手くいっていることや楽しいことがどれだけありがたいことなのか、それって決して当たり前でないということに慣れてしまうと、感謝の気持ちすら抱けなくなってしまう。

ある意味、「幸せ麻痺」

というように、うまくいっている状態から学ぶことって、あんまりないんですよね。

 

 

逆につらいことや困ったことが起きているときって、みなさんどうされていますか。

誰もが必ず「困った」と状況を認識して、そのあとに「どうやったら解決できるだろう」って考えますよね。

 

うまくいっている時と、うまくいかない時の違いはそこです。

 

自分の望まない状況が起きた時、人は「良い」状況を目指すために、色々方法を考えます。今までのやり方がどうだったのか振り返ったりしながら、自分のうまくいかない原因に気付く人もいます。

また、問題解決のためにどういうことをすればそれを目指せるか、方法を考えます。

知識として不足していることがあれば調べるでしょうし、人に相談するということもするでしょう。

そんな風に、考え、動くということを最もしやすいのは「困ったり、悩むとき」です。

その時に、子どもも、大人も成長するチャンスが与えられています。

 

うまくいく人が必ず体験していること  それは「悩むこと」

だから、今しんどいことがあり悩んでいる皆さん、心配いりませんよ。

お子さんのことで悩まれている場合も、それ以外のことで悩まれている場合も、

その問題に対して、逃げずに向き合っている人には、必ず成長や、解決がありますからね。大丈夫です(^-^)

 

 

長く述べてしまいましたが、冒頭にお話ししたように、うまくいっている時には人はあまり伸びない、とわたしは思っていますが、それはとってももったいないことだと思います。

 

だから、私たち支援者もそうなんですが、療育がうまくいった日こそ、「今日は良かったー」と喜んで終わり、ではなく、「なんでうまくいったんだろう」といううまくいった理由を探すことが大切だと考えています。

そうすることで、これから子どもたちの支援がうまくいくようにするための環境設定をあらかじめできるようになります。そこでもっと良い支援ができる土台の底上げができるはずと考えています。

意識しなければ成長ができない、そんな時にも学びを得る姿勢って大切だと私は思っています。

良い時も、悪い時も、どんなときでも常にその状況からなにかを得ることができる支援者を目指したいです。

 

これを読んでくださっている保護者のみなさんも、子どもたちが良い状態の時こそ、なんでうまくいっているのだろう、と余裕がある時に振り返ってみることをお勧めします。

そうすることで、困ったことが起きた時、うまくいっている時の状況がわかっていれば、それを再現してみることでスムーズに改善できることもたくさんありますからね(^-^)

 

日々、生活していく中で色んな出来事がありますが

子どもたちも、私たちもともに成長していきましょう!

 

 

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