こんにちは!サンクス運動療育クラブ 管理者 小林です(^-^)
さあ、新学期始まりましたねー。お正月ムードは一瞬で終わってしまいました。。。
さみしいですが・・・また、気持ち新たに日々過ごしていきましょう!
さて、今日は前回ブログでお伝えした、サンクスの新しい取り組みの初回の様子をお知らせしたいと思います。
子どもたちの日常に起きうることを主にテーマとしてみんなで意見を発表しあう中で、様々な考え方や意見があること、そしてこんな時はどうしたらいいのかな、ということを子供たち自身が確認できることを狙いとしています。
初回の本日は、
「相手が話しているのによそ見をしたり、ほかの人と話すのはどうだろう?」ということをテーマにしてみました。
子どもたちも熱心に聴いてくれていました。
こちらから、いくつかテーマに関して質問をします。
「話を聞いてもらえてない時、相手はどんな気持ちだろう」
「どんな聴き方がいいのかな」
など。
それに対して、自分の考えたことを発表してくれました。
自分の意見を言いにくい子も、何かしらの形で思いを表出できるように、こちらからの言葉がけを工夫しながら進行しました。
今日、子どもたちとのやり取りで記憶に残ったことは
「話を聞かないのはいけないのはわかっていたけど、聞かなかったら相手がどんな気持ちになるのかまではかんがえたことがなかったなぁ」
という発言がある男の子から発せられたことでした。
良いこと、良くないことを理解する段階までは、たいていの子どもはできています。
けれども、相手の気持ちを考えるまでに至っていない子がいるということ。
私たちは、相手の気持ちを察したり、想像して、行動や言葉を選ぶことを行いますが、
そこを子供のうちにしっかり身に付けておくことが大切です。
今日のSSTコーナーで、「そんなこと考えたことがなかった」と気づきを得てくれた子が早速居たことに手ごたえを感じました。
これから、室内運動の療育日にSSTコーナーを設けていきます。
子どもたちが、より豊かな社会生活を送れるようになることを実現するために、私たちはできることを取り組み続けていきたいと思います。