こんにちは。
サンクス運動療育クラブ 小林です。
新年度が始まり、数日が経ちましたが、学校の先生や時間割が変わったり、お父さんお母さんのお仕事状況が変わったりと、変化の苦手な子にとっては、世間にあふれる桜のピンク・・・どころじゃないダークな日々の場合が多いですね。
それを一番そばで支えるご家族の皆さん、本当に色んな面で頑張っていらっしゃるかと思います。
サンクス運動療育クラブでも、新しい学年になって戸惑いの日々を送っている子供たちが日々入れ替わりでやってきます。
送ってきてくれたお母さんからなかなか離れられなかったり、サンクスでの新しいメンバー構成に戸惑ったり・・・
けれども、私たちスタッフはみんなでこの時期を乗り越えるお手伝いができるよう、精一杯頑張っています!
気持ちの切り替えができるまで、スタッフは子供の状況に応じて付き添い、見守りをします。
そこで徐々に運動に関わる活動に導き、可能であれば他のお友達と一緒に運動ができるようにしていきます。
今日の運動療育の様子です。
準備体操ののち、コーディネーショントレーニング(※詳しくはHP内のコーナーを。)を取り入れ、バランス感覚を養う練習から入りました。
発達障害の子供たちは、バランス感覚が苦手な子が多く、このトレーニングを繰り返して実践することは大切です。
もちろん、最初はうまくできませんが、簡単な課題から始め、そこで「できた!」という感動を経験して、「次もやってみよう」という挑戦の心につなげていきます。
そしてボール運動。
今日は、小学校に入学して初めて放課後等デイサービスを利用するというお友達が増えました。最初は個別のメニューでしたが、彼女自身がすごくリラックスしてくれ、集団にも短時間で参加できるようになれました。
そこで一緒にボール運動を楽しみました。
以前からサンクスを利用している子が新しいお友達に声をかけにいきます。
新しい仲間に自発的に声をかけてくれる子は、人に教えることで自分に自信を持っていっているようです。
もちろん過剰にならない程度でコミュニケーションをとれるようスタッフも見守り、今日は子供たちみんな笑顔で帰ってくれました(^-^)
もうしばらく、変化になじむまでしんどい思いをする子もいると思いますが、まずはサンクスに来ている間の時間はしっかり安心してもらえるよう、引き続きスタッフ一同頑張っていきます!