こんにちは!!
保育士の奥本です!!
今回はビジョントレーニングについて紹介します。
ビジョントレーニングとは「見ること」のトレーニングです。
見るといっても「視力を上げるトレーニング」ではありません。
ビジョントレーニングは眼球運動や動体視力、立体視能力などの視覚能力を鍛えます。
対象を目で追うことや、視線を素早く移動させることで眼球運動をスムーズにしていきます。
そうすることで空間認知力を高めることができます。
さらに得た情報に合わせて身体を動かし、見ることと身体を動かすことの連動性を高めましょう。
スポーツの場面では相手やボールとの距離感を素早く把握したり、周囲の状況を正しく理解できたりと、パフォーマンスの向上に繋げることができます。
特に野球やサッカーなどの球技で必要となる能力を鍛えられます。
また学習の場面でも重要になります。
例えば黒板の文字をノートに書き写す時、黒板を見た後、手元にあるノートに視点を移動させます。
眼球運動に難しさがあると、黒板やノートの適切な場所に視点を移すことができず、書き写すことに時間と労力がかかります。
これが学習の遅れや勉強への苦手意識に繋がることがあります。
サンクスでも運動遊びやゲームの中でビジョントレーニングを行っています。
トレーニングには様々な方法がありますので、まずは楽しめる内容、集中できる内容で取り組んでみましょう。