職員研修 個別支援計画説明編

「個別支援計画書」

放課後デイをご利用される際に、お子様の支援についての説明を皆さん受けられると思うので、ここでは個別支援計画書とは何か?という説明は割愛させていただきますね。

個別支援計画書、皆さんはどのように説明を受けられていますか?

事業所によっても、様式や説明の仕方が多少違ったりしますが、基本的な作成目的は共通して同じです。

お子様が事業所をご利用される上で、どんな目標をもって活動に取り組むか、また、支援者はどのようにその支援を実施していくか、という支援を受ける側・提供する側の共通認識のためのツールのひとつです。

また、その計画は「利用するご本人が主役」という大前提があります。

放デイを利用されるお子様は、(低学年の場合は特に)「自分の目標を持って放デイに通所する」という意識はあまりないのではないかと思います。なので、親御さん中心に支援のご説明をさせていただく事業所もあるようですが、サンクスではお子様ご本人への説明を一番大切にさせて頂くように心がけています。

お子様にとって分かりやすい表現やことばなど、細かく配慮をしながら一人一人に合わせた支援目標を作って、ご提示するまでに準備しますが、肝心なのはサインを頂く際の本人の理解と納得ですよね。

 

そこでスタッフ研修を「よりお子様にわかりやすい説明ってどうすればいいだろう」をテーマにして実施しました。

スタッフがペアになり、片方がこども役、もう一方が説明者(スタッフ)役で練習用の支援計画書を説明し、次は役を交代、という形で、どちらの立場も経験してロールプレイをしました。

 

計画書の内容をただ読むだけでなく、お子様ごとに分かりやすい表現やたとえを考えながら説明したり、説明中お子様の気持ちが支援計画に対して意欲的に向くような話題挿入を工夫したりと、スタッフもとても気付きと学びの多い研修となりました。

放課後デイは、お子様本人の思い、保護者の思い、支援者の思いを総合的に集約して計画書を作成しなければいけません。そういった面でも、支援者都合にならないよう、常に「こどもが主役」ということを大切に作成、説明を行うことを大切にしながら、引き続き支援を行っていきます。

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