毎月、サンクスでは社内研修を行っています。
今回のテーマは「運動の指導方法」についてでした。
子どもたちの「できた!」の笑顔により多く出会えるために、わたしたちは日々の運動メニューを考えています。
苦手なことや、難しいこと、子どもたちそれぞれ課題が異なります。
個々の課題に沿って、苦手だからと諦めていたり、挑戦する勇気を持てないことを「できた!」「楽しい!」に変えるため、できるためのヒントやコツを子供たちに提供します。
楽しく運動できることはもちろんですが、もっともっとできるようになる喜びを味わってほしいです。
そのために、苦手なことを克服するためにメニューにどのような運動を取り入れた方がよいか、その子に合ったアドバイスをどうしたらよいかなどを研修で学んでいます。
例えば、縄跳びの跳び方について。
なわとびを両足そろえて跳べるようになるにはどうすればよいのでしょうか?というテーマに対して、スタッフは
「まずはなわとび抜きで、足だけの練習をする」
「縄の回し方の練習をする」
「縄を回すときは脇をしめる」等、こんなやり方はどうだろう、という積極的な意見交換をしています。そして、どんな指導方法をするか、スタッフで統一するためのシュミレーションも行います。
1つずつその子の状況に合わせた適切なアドバイスや方法が必要です。
では、ボールをできるだけ遠くに投げるにはどうしたらよいのでしょうか?
すぐ真下にボールが落ちてしまう子には、手から離す位置へのアドバイスが大切です。
ボールを投げる方向に目標物があることによって、視点を向けることができ、できるだけ遠くに意識が向きやすくなります。
このようにコーチ同士で学び合ったり、指導方法を確認することで、子どもたちに今以上に楽しく運動ができる環境を提供することが実現できています。