こんにちは!
指導員の奥本です!
今回の記事にはなんと!写真がありません!非常に味気ないです!
ですのでこの場を借りて、子供たちも知らない、コーチたちの普段の様子を映してみましょう。
療育前の準備体操の風景です。
元気な子供たちと元気に遊ぶために、体力作りは欠かせません!
それでは今回は、体とストレスの関係についてお話します。
ストレスというと不安やイライラのような感情に作用するもの(心理的ストレッサー)が思い浮かびますが、それだけではありません。
他にも疲労や病気などの「生理的ストレッサー」、気温や天候などの「環境的ストレッサー」もあります。
※ちなみに刺激の事を「ストレッサー」といい、刺激によって体が変化している状態のことを「ストレス」といいます。
例:過度な運動(ストレッサー)→過労(ストレス)
高温多湿(ストレッサー)→熱中症(ストレス)
どのストレスも体に悪影響を及ぼすと思われがちですが、受けるストレッサーの種類や量、受ける人の体の状態によって変わり、プラスに働く「ユウストレス」とマイナスに働く「ディストレス」に分けられます。
体はストレスに対し、無意識に自律神経や内分泌系の調節によって、最適な内部環境を保ちます。この反応を「ホメオスタシス」といいます。
しかし、ストレスが過剰であったり、長時間に及んだりして、ホメオスタシスの基準を超えると、体は2通りの反応を示します。
1.体調不良
体が内部環境を保てず、体調不良や病気に陥ります。この場合、休養や病院での治療を行うなどして、ホメオスタシスの回復を図る必要があります。
2.適応
ストレス環境下でもホメオスタシスを維持できるよう、最も安定的な状態に徐々に内部環境が変化します。この反応を「適応」といい、ホメオスタシスの基準点を新たにセットすることで、普段通りを維持することができるようになります。
運動やスポーツをストレッサーとしてみると、その変化をストレス、効果や成果はホメオスタシスによる調節の結果となります。
どんな運動でも体のプラスとなるわけではなく、過剰になると不調をきたします。
そしてその基準は人それぞれ違うものですから、その子の体や心、能力に合った運動を取り組んでいきましょう。