こんにちは!
指導員の奥本です!
蜂月も尾張ました。
厚さは納まりつつありますが、基音に佐賀ありますので、
隊長に木をつけておすごしください。
……おや、どうやら「変換」がおろそかだったようです。
以降、気を付けます(;´・ω・)
そんなわけで今回はコーディネーション能力の変換能力についてご紹介します。
変換能力とは、急に状況が変わったとき、条件にあった動作(筋肉や関節の動かし方)の素早い切り替えを可能にします。
また、予測して先取りする力でもあります。
臨機応変に判断し、適切に切り替えて動くことはステレオタイプ化を防ぐためにも大切といわれています。
(ここでいう「ステレオタイプ」は固定観念に捉われ、指示されたことしかしない人のことです)
変換能力のトレーニングですが、突き詰めて考えれば難しいものです。
変化に反応するといっても、一つの動作を繰り返していればパターン化され、変換能力を発揮せずともクリアできてしまいます。
つまりは「突然飛んできたボールをどうさばくか」という能力ですので、あらかじめボールが飛んでくることを知っていたら意味がないのです。
ですが、飛んでくるボールも、方向、強弱、タイミング、ボールの種類など、様々な変化を取り入れることでトレーニングになります。
〇後出しジャンケン
こちらが出した手にワンテンポ遅れて勝てるように手を出してもらいます。そしてすぐにこちらの手を変え、また勝てるように手を変えてもらいます。
〇ボール投げ
ボールを投げる方向やボールの種類など、ルールや状況を変えて行います。
〇ランニング
こちらもスピードに強弱をつけたり、コースや走り方を変えたりします。
他にも鬼ごっこや綱引きなど、状況や動作、使用する道具などを変えて、適切に動作を切り替える力を伸ばしていきます。
ただし、繰り返して行うことでパターン化しないように気を付けましょう。
この変換能力はとても幅広いです。
変換能力を極めていけば、どんなスポーツでも咄嗟に、臨機応変に動ける人になります。
いわゆる「運動神経がいい人」になるでしょう。
だからこそ鍛えていくには難しい能力で、簡単そうなトレーニングでも難しいと感じるかもしれません。
難しいこと、できないことを続けてやるのはつまらないですよね。
子どもたちも同じです。
ましてや子どもたちは「できないからできるようになるまで頑張る」という考えにはなかなか至りません。
そんな中でトレーニングを続けていくには、遊びを通すことが大切です。
子どもたちが「難しい」「できない」と感じる前に、
「面白そう!」「もっとやりたい!」とやる気になれるように提供し、楽しく遊んでいる内に能力向上を目指します。
☆楽しく遊んでストレス解消!
☆運動神経向上!
一石二鳥の療育を取り組んでまいります。